ハラをくくる

paragliding-1245837_640わたくしはここ4年の間、自らの仕事と平行して、短期の派遣のお仕事を延々繰り返してまいったわけですが、そうした短期の派遣のお仕事でも、それぞれにそれなりの責任があり、様々に創意工夫しなければなりませんでした。短期の派遣のお仕事と言うと「誰にでも出来る、言わば寄せ集めのアルバイトみたいなものでしょう?(笑)」みたいに思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にお仕事に入ってみると決してそんなことはなく、即戦力を求められますし、臨機応変に機転をきかせることも必要ですし、また、短期(大体3ヶ月)とは言え、いきなりそれまで全く存じ上げなかった方々と協力してお仕事に取り組んでゆかねばならず、様々に気もつかいますし、頭を下げることも多いのでした。(=とにかく謙虚さとプロフェッショナルとしての姿勢が求められてまいりますので)
派遣のお仕事に入らせていただいている間、わたくしの中においては、まずそのお仕事が最優先になります。自らの仕事など、二の次、三の次。まず派遣先様のオフィスに慣れることから始まり、日を重ねるにつれて様々なことを覚え→即実践してゆかなければならず。そんなこんなで短期の派遣のお仕事と自らの仕事の両立はそれなりに大変だったりするのでした。けれど、そうした道を選んだのも全ては我が夢のため。自ら選んだことですから致し方ありません。覚悟を決めて、「まず何よりも派遣のお仕事が最優先」の生活を一定期間続けてゆくことになるのでした。
今の派遣のお仕事は、おかげさまでご指導くださる社員さん達が皆様大変お優しい方ばかりで、幸せに、そして、とても楽しくお勤めさせていただいております。けれど、最初の1ヶ月目は多岐に渡る内容を細かなことまで含めて一気に覚えてゆかねばならず、少しめげそうになったこともございました。発達障害的な部分があり、一般的な方々とは認知のプロセスが少々ややこしいわたくしにとって、そうした状態に在ることはまるで綱渡りをしながらお皿を回すかのような、難しいチャレンジなのです。けれど、わたくし、6月のある夜、ハラをくくったのですね。今更泣き言を言っても始まらない。ならばとことん前向きに頑張ろうって。それからは自ら進んでわざと量の多いお仕事を請け負ったり、さらに積極的に前向きにお仕事に取り組むようになりました。繰り返しになりますが、そんなふうになれたのも、いつもご一緒してくださる社員さん方がとてもいい方々ばかりだから。皆様が丁寧にご指導くださり、いつも優しく接してくださったから。だからこんなわたくしでも頑張れたのでした。
いつもすぐお隣の席でご指導くださる社員さん(素敵なお姉さま)が「飛び出す絵本」と称されたインデックスだらけのわたくしの「仕事(内容をメモした)ノート」も間もなく三冊になります。中を開くと、走り書きで一生懸命書いたメモでぎっしり。これまで共に頑張ってきたこれらのノートともあと少しでお別れ。そして、大好きな皆様とも「さようなら」をしなければなりません。
短い間でしたが、無事ここまでお勤めさせていただけたこと、本当にうれしく、またありがたく思っております。わたくしがここまで来られたのは、まず何よりも皆様のお陰でございます。そして、お勤めして間もない頃、ハラをくくった自分が居たから、だとも思っております。あのとき覚悟を決めて、逃げずに頑張ったから。だから無事今というときを迎えられたのだと思います。
あと少しとは言え、振り返るにはまだ早い。今日もお仕事中に調子にのって、失敗をしてしまいました。「仕事の失敗は仕事で取り戻す」が信条のわたくし。あとわずかの勤務とは言え、最後の最後まであきらめることなく、前向きにありたいと思います。
お仕事が終わったら二度と戻れぬ今のオフィスですもの、最後の最後まで、こんなわたくしに大変よくしてくださった皆様に少しでもご恩返しが出来るよう、精一杯努めてまいります。お世話になっている派遣会社様、御担当の方にも心からの感謝をこめて。かけがえのない残りの日々を大切に過ごしてまいります。ありがとうございます。

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