憧れを自ら向こうに追いやってしまわないこと

今振り返ると、このお仕事を本格的に始めた2008年頃、わたくしは本当に怖いもの知らず、でした。
現実の厳しさを何も知らず、ただひたすらに夢で心がいっぱいで、とにかく前向きなきらきらした思い、未来への希望、そして、全く根拠のない自信に満ちあふれておりました。

だから、せっせといろいろなことを試みては、そうして努力すること、チャレンジすること自体が楽しかった。
あるときは神戸の三宮(さんのみや)までお着物を着てご案内を道ゆく方に配りに行ってみたり。
憧れの方がいらっしゃれば、ここぞとばかりに全力の期待を込めてお逢いしに行ったり。
(今思うといい迷惑 (^^; ) 

とにかく、昔のわたくしは「こうなりたいな♪」「こんなことがやりたいな♪」と思うと即動いてですねー、
まぁ、そのせいでいっぱい失敗も重ねてきたわけなのですが、
とにかく自分のお仕事が少しでも広がるよう、一生懸命で、
で、そうして努力すること、活動すること自体がとっても楽しかったんです。

もうそれはそれは生き生きしながら、活動しておりました。

・・・ ・・・ ・・・ 

でも、そのうち、人間としての大きな挫折を味わい、おひとも自分も全くといっていいほど信じられなくなり、それまで曲がりなりにもあった僅かな自信が木っ端微塵になってしまったわたくしは、それから今に至るながーい低迷期に入るのですよね。

途中、自分の思いと近そうな数十社の出版社様に企画を書いて送ってみたりしたこともありましたが。
当初あった情熱もやがてだんだん失われ、すっかり縮こまってしまい。
そうするとますます自信をなくし、悪循環。

今となっては、「これをやりたいなー♪」と思っても、すぐ、「え!? あんた、それをやろうと思ったら、いくらお金がかかると思ってんの!?」と、まず、お金の計算(-_-;)
それから、いかにそれが難しくてやりづらいことかを延々と自分に説教する、という。
まぁー、それはそれはすっかり固い頭になってしまいました。

そうなってくると、どんどん意固地になってですねぇ、ひねくれてゆく一方。
せっかく憧れの方のブログを読んで、いろいろとお勉強させていただこう!! だなんて思っていても、ちょっと日常でつまずくことがあると、すぐに「あー! だから言ったでしょ、だから、あんたはダメなんだよ!」となってしまいまして。
もう、シュン (>_<) ))) とするしかなくなる。
どうせ、どうせ、わたしは……(イジイジ)の世界、ですよ (-_-;) 
そうなると、もう未来も可能性も全部塞がっていく一方なんですよねー。

まぶしい世界のきらきらした方々がますますまぶしく見えて。
もう、ぱたん! と扉を閉じちゃう。
いくら周囲の方が「大丈夫だよ。璃いちゃん。自分を信じて頑張って!!」などと暖かく励ましてくださっても、その大変ありがたい貴重なお声も心にだんだん響かなくなってしまったりして。

それはもう悪循環きわまりない。
でも、それって、非常に勿体無いことだと思うのですよね。

・・・ ・・・ ・・・

先月、わたくしは誕生日を迎えたわけなのですが、誕生日の翌日、愛知県の蒲郡(がまごおり)市にある「海辺の文学記念館」というところへ、名古屋近郊にお住まいのお姉さまとご一緒してまいりました。

その記念館には「時手紙(ときてがみ)」というシステムがございましてね。
それは、未来に向けての手紙を書くと、お願いしたときまで預かってくださる、というシステムでして。

わたくしは嬉々として、将来、その手紙をボストンで待っているであろうはずの自分に向けて、熱い思いをしたためました。
――将来、そうなる保証なんて、全く、ないのに!? 

当初の情熱をかなり失ったとは言うものの、まだまだ夢を信じているわたくし。
きっとこの手紙を10年後にボストン郊外の素敵なおうちの暖炉の前で読むことになるのだわ♪ だなんて、誰にすすめられたわけでもないのに、そんな設定で、未来の自分、10年後の自分に向けての手紙を心を込めて書いたんです。
どうか、未来の自分が理想通りでありますように、夢が叶っていますように、って願いをこめて。

相変わらずのひどい妄想おばさん(苦笑)、笑ってやってください(^_^;)
でも、本人はいたって真面目、なんですよ。

逆に言うと、こうして未来への手紙を書いたことで、ひとつまた夢への思いが深まったような気がしております。
まぁ、それも気のせいかもしれませんが(^^;

・・・ ・・・ ・・・

これまでも記事に書いたことがあるかもしれませんが、

わたくし、夢への思いをずっと大事に暖めて、その夢に向かって努力し続けてゆくためには、それ相応の信念や覚悟が必要なのは言うまでもありませんが、

意外と軽視されていると言いますか、忘れられているのが、
素直な心を持ち続けることじゃないかな? と思うのです。

言葉を変えるなら、純真無垢な心、とでも申しましょうか。

夢に向かって頑張っていて、状況が芳しくなく、落ち込むようなことがあっても、それでめげてしまったり、もっと悪いのはひねくれてしまうことですよね、これがいちばんいけない。

自分の夢への素直な思い、純粋な思い、当初持っていた憧れ、きらきらとしたもの、そうしたものをね、常にきゅっきゅと磨いて、浄化してですね、いつもちゃんと真っ直ぐ夢に向かって努力し続けてゆくこと、それが非常に大事なのではないか? と。

これは、わたくしが人一倍「ひねくれ大魔王」だからそう思うのです。

全く素直じゃない。
かわいくない。

もっと素直に、本当の思いを大事にしなよー☆ って自分でも思うのですが、過去さんざん失敗して、傷ついて、痛い思いをしているから、素直になるのが怖いんですよね。

殻をつくって、その中に閉じ籠っちゃう。
そうなると、成るものも成りませんし、ほんと、悪循環です。

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わたくしは二人姉妹の姉ということもあってか、そして、ある部分においては非常に厳しい(その一方で、ある部分は非常にちゃらんぽらんである(^^; )母に育てられたこともあってか、なかなか自分の素直な思いをひとさまの前で出すのが非常に苦手です。

ですから、昔から、「末っ子さん体質」で素直に自分の思いを人前で出せるひとが非常にうらやましくて仕方なく。
ひどいときは腹立たしく思ったりすることさえあります。
(↑自分に余裕がないときは特に) 

でも、それって、本当はこうしたいのだけれど、こんなふうに振る舞うのはいけないと思い込んでいるんですよね。

やりたいなら素直にやりたいと言えばいいのに。
そんなのみっともない、はしたない、大人げないと思ってる。

そうして自分の中で葛藤しているうちに、おいしいおあげさんをとんびに持っていかれてしまうのですよ。
(↑あ、これはあくまでも例えのひとつでして、わたくしがやりたかったことの数々を、代わりに手に入れてゆかれた方々のことを悪く言っているのではないので、そのへんは誤解のなきよう) 

欲しいなら欲しいと言いなさい、やりたいのならやりたいと言いなさい、ってハナシです。

特に、これからのグローバル時代、雰囲気で察してほしいだなんて、そんなのが通用するのは日本だけ。
海外では一切通用しないでしょう。

もっと自分が本当は何がしたくて、何が必要なのか、明確にして、それを発信してゆかなければ。
何も現実は変わらないのでしょう。

・・・ ・・・ ・・・

だから、何かね、憧れのもの、ひと、こと、世界があるのなら、その思いを出し惜しみせず、ましてや遠くに追いやってしまうことなどせず。

素直に向き合って、だめでもともと、出来ることからやってみること、です。

声をあげて、自分はこう思う、こんなふうになりたい、だから力を貸してください、チャンスをください、そう自ら発信してゆかなくっちゃ。

勿論、そうしたところでうまくいくのはごくごく一握りでしょう。

何度も何度もチャレンジして、それこそドリカムの「何度でも」じゃないけれど、10000回やってダメでも、その次は何か変わるかもしれないって思えるくらいでないと。

それくらいしつこく、あきらめず、延々と何かをやり続けたら、きっといつかは変わる。

3年やってダメなら5年、5年やってみてダメなら7年。
7年やってみてダメなら10年。

さすがに10年ひとつのことをやり続けたなら、貫いたなら、神様もきっと放ってはおかれないでしょう。

かく言うわたくしは、今年で、今の夢に向かって走り出して丁度10年目。

だから、ここで後ろに下がるだなんて、もってのほか、なんです。

ここで前にどどーん! と出ずしてどうするの? って、そう自らに言い聞かせております。

・・・ ・・・ ・・・

うまくゆかないことが続いても、あきらめずこつこつやり続ける。
努力を積んでゆく。
憧れ、きらきらした思いを大切に持ち続けて、それを夢への力へと変えてゆく。

人生、素直なほうが、きっと、そうでない場合に比べて、何倍もうまくゆく、そう思うんです。

何度(運命に)裏切られたとしても、本物の思いがあるのなら、それこそしぶとくあきらめず。

最後まで続けたひとだけが結局は残るんですよね。

どこまで頑張れるか。
踏ん張れるか。

そのためには素直な思い、心を持つこと。

自分は本当はなんのために生きているのか、胸に手を当ててよく考えてみれば、きっとそこにはきらめく思いがあるはず。

それを後生大事に守り続けてですね、今年も前向きに夢への道を歩き続けてまいりましょう。

信じる者は救われる。
心を開いて、新しいチャンスを信じましょう。

大丈夫。
自らが本当に心から思うものは、それなりの根拠があるのだから。
自分を信じて、勇気を出して、前へ前へと進みましょうね。

一度きりの人生、後悔だけはしないように。
輝かしい未来が待ってるはず。

きっと、きっと、大丈夫。
そう強く強く、心から信じて、頑張ってまいりましょうね(^-^)

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