人は時間の流れの中で目を開き、自分の成長を折々に発見していく

人は時間の流れの中で目を開き、自分の成長を折々に発見していくのだ。
だけど、余分なものを削ぎ落とし、「自分では見えない自分の成長」を実感させてくれるのが「お茶」だ。最初は自分が何をしているのかさっぱりわけがわからない。ある日を境に突然、視野が広がるところが、人生と重なるのだ。
すぐにはわからない代わりに、小さなコップ、大きなコップ、特大のコップの水があふれ、世界が広がる瞬間の醍醐(だいご)味を、何度も何度も味わわせてくれる。

『日日是好日(にちにちこれこうじつ) 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』
森下典子(もりした のりこ):著 飛鳥新社 2002年
7~8ページより

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