今日という日を忘れないために



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今日という日を忘れないために。

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今日、お仕事中、わたくし、思わず、泣いてしまいました。

それも、かなしくて、とか、つらくて、ではなく、あまりにありがたくて、うれしくて、感激のあまり、心がいっぱいになって……。

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というのも、今日、わたくしは派遣先様のオフィス内で、席をお引っ越しさせていただいたのです。

正式に言うなら、短期の派遣のわたくしには、今回、専用の席というものは特になくって、他の社員さんのお席をお借りする形で、お仕事をさせていただいております。

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で、今日はひろーい、ものすごーくひろーいオフィスの端から端へとお引っ越しさせていただいた(正式には、席をお借りする社員さんが変わった)のですね。

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で、今日、お仕事中、お引っ越しをしようと、これまでお隣にいらしてくださった、上司の方に、「そろそろ、お引っ越しします。こちらのお席を使わせていただいてありがとうございました」的なご挨拶をさせていただいたら、

上司の方は、「あ、そうだね。では、何か運びましょうか?」なんてことをおっしゃってくださって! 

上司の方にそんなことをおっしゃっていただいた記憶がほとんどないわたくしは、びっくりして、感謝の言葉をうまく申し上げることも出来なず、照れ隠しもあって、もごもごと、「いえ、そんな、あの、……」と言いつつ、自分でお引っ越し準備を始めて。

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で、ふと気がついたら、なんと!!、

ついさっきまでお隣の席におられた上司の方が、わたくしがこれから新たにお借りする社員さんのお席に行かれて(今日はその社員さんはご不在だったので)、何やら、その方のお机を使いやすくいろいろとしてくださっていて。

そのお姿を拝見して、わたくし、

「あっちゃーーー!!! そんなことをしていただくだなんて、もったいないですぅぅぅ!!!」と焦りに焦り、とるものもとりあえず、慌てて新しくお借りするお席のほうに小走りでまいりまして。

たどり着いたときには、上司の方がいろいろと机を使いやすくしてくださっていて。

もう、ありがたくて、もったいなくて、わたくし、おろおろ、まごまご。

ひたすらお礼を申し上げることしか出来ず。

「ありがとうございます!」を繰り返すのみだったのでした。

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そんなこんなで、お引っ越しさせていただいてからも、「なんと、もったいない」「なんと、ありがたい」としみじみ、繰り返し、上司の方のお優しさに感動しておりました。

その後、しばらくしてから、上司の方が わたくしの新しい席のそばを通りかかられて、
「こちらの席はどう? 大丈夫? お仕事をするのに支障はありませんか?」的なことをおっしゃってくださって。

なんだか、もうそうおっしゃっていただけただけで、わたくし、本当にありがたくて。うれしくて。

またまた照れ隠し(?)もあって、冗談を交えつつお返事させていただいて。

で、上司の方がにっこり笑顔で通りすぎてゆかれてから、もう、本当にうれしくてありがたくて、思わずぽろり、と泣いてしまったのでした。

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今お世話になっている部署の方々は、上司の方をはじめ、皆さん、本当に穏やかでお優しく、暖かく、

ご一緒させていただいているだけで、わたくし、心がほのぼのしてまいりまして、もう、それはそれは、本当にありがたくも幸せなことなのです。

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だから、限られた契約期間の、それも短時間勤務の今のお仕事だけれど、
与えていただいたお仕事については、出来る限り集中して、ベストを尽くさせていただかなければ、そう思っております。

「この方々のために、わたしが出来ることを喜んでさせていただこう」、そう心から思うのです。

わたくしが所属させていただいている部署だけでなく、同じ建物の中にいらしてくださる方皆さん、

慣れないことばかりのわたくしに、本当に親切にしてくださって。

ありがたい、本当にありがたい限りです。

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わたくしはあくまでも派遣社員ですので、その立場をわきまえつつ、
でも、せっかく期間限定とはいえ、今の事業所様とご一緒させていただける間は、
精一杯、様々なことを経験させていただき、また、学ばせていただこう、そう思っております。

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最後まで、集中力と笑顔と感謝と謙虚さを忘れることなく、これからもありがたくお仕事をさせていただこう、そう思います。

上司の方、同じ部署の皆様、そして、同じ建物にいらしてくださる皆様、本当に本当に心からありがとうございます。

今日も一日おつかれさまでございました。また明日もどうぞよろしくお願いいたします。

おやすみなさいませ。

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