自分がききたい内容を耳にいれるのは簡単だが、実際にそれらの意味と動機を理解 するのは、はるかに難しい

自分がききたい内容を耳にいれるのは簡単だが、実際にそれらの意味と動機を理解するのは、はるかに難しい。しかし、いったん耳をすましはじめると――きちんときくと――なんと学ぶことが多いのだろうと、驚くはずだ。しかも、あなたが耳をかたむけることで、相手の自己表現がうながされる。実行するときに忘れないでほしいのは、きくとは、たんに人の言葉に耳をかたむけるだけではないということ。きくことは、口調や身ぶりを理解することでもある。相手が表現に苦労しているときでも、こういったものが、相手の気持ちを理解するときの明確な手がかりとなる。メジャーリーグの伝説的選手ヨギ・ベラはかつてこう言った。「観察することで、あなたは多くのことをみてとることができる」

『成功する女性の教科書 世界最大の雑誌社社長が 「妹たち」に教える仕事術』
(原題 “BASIC BLACK: The Essential Guide for Getting Ahead at Work(and in Life)” )
キャシー・ブラック(Cathie Black):著 鹿田昌美(しかた まさみ):訳
早川書房 2008年
「Chapter-8 リーダーシップ」、「できるかぎり聞き上手になる。」、361~362ページより

※転載者より:
原本では、「――きちんときくと――」の「きちんと」に、強調の意味で、右横に点(「、」)が振ってあります。

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