価値のないものとして扱われた子供は力に飢えるようになる

ROEの仕事は、人が偏りを修正して完全さを保てるようにすることだ。価値のないものとして扱われた子供は力に飢えるようになる。あらゆる弱さを抑圧することを覚え、自分自身が軽蔑されているように、弱さを軽蔑するようになる。だが、おそらく、手遅れにならなければ、トムが赤ちゃんと仲良くなれたように、自分の弱さを隠さなくても友達がつくれることを、学ぶことができる。そして、これがふたたびその子を完全にする。完全な人間はおそらく弱い者いじめをするようには育たないだろう。いじめは、何かが欠けている証拠だ。いじめはアンバランスな反応なのだ。

『誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる』
(原題 "GETTING TO MAYBE: How the World is Changed")
フランシス・ウェストリー( Frances Westley ),ブレンダ・ツィンマーマン( Brenda Zimmerman ),マイケル・クイン・パットン( Michael Quinn Patton ):著
東出顕子(ひがしで あきこ):訳
英治(えいじ)出版 2008年 138ページより

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