たった一人で、成功の保障もないのに

ゲルドフと同様、ランドストロムも宣教師のような人物ではない。自分の能力に大きな自信があったわけでもない。ただ、ほかに選択肢がなかったからそうしたのだ、と彼女は思っている。行動を起こさずにいたら、自分が正しくないと思っているシステム〔社会のあり方や構造〕の一部になっていた。だから、自分にとっていちばん手っ取り早そうな方法で、行動を起こしたのだ。たった一人で、成功の保障もないのに。

『誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる』
フランシス・ウェストリー( Frances Westley ),ブレンダ・ツィンマーマン( Brenda Zimmerman ),マイケル・クイン・パットン( Michael Quinn Patton ):著
東出顕子(ひがしで あきこ):訳
英治(えいじ)出版 2008年 37ページより

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