大切なのは、内面に築いたもの

「何でも持っていると」彼女はつづけた。「物質的なものがいちばん大切だと考えるようになる。それを全部失くすと、最初は自分自身も失くしたと考える。でも信念があれば、大切なのは、内面に築いたもの――だれも奪うことのできないもの――だけだとわかってくるの。いま私たちは、愛にもとづいて生きようとしている。大きな痛みを知らなければ大きな喜びもないということがわかるの」

『ブルー・セーター 引き裂かれた世界をつなぐ起業家たちの物語』
ジャクリーン・ノヴォグラッツ( Jacqueline Novogratz ):著
北村陽子:訳
英治(えいじ)出版 2010年 303ページより

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