「連絡を取り合いという願いは、誰もが抱く基本的ニーズだ」

MTNがヨハネスブルグ証券取所に上場したのは一九九五年だったが、マンデラはその年に行った演説の中で、通信や情報ネットワークは拡大が必要だと指摘した。
「連絡を取り合いたいという願いは、誰もが抱く基本的ニーズだ」
基本的なニーズというと、インドのピトローダの「社会で最も平等なものは死で、その次がITだ」というコメントが思い出される。しかし今回の指摘は、一国を治める大統領から発せられたものだ。革命の指導者が情報通信技術を進歩や発展と同一視しているのだ。

『グラミン・フォンという奇跡 「つながり」から始まるグローバル経済の大転換』
ニコラス・P・サリバン( Nicholas P. Sullivan ):著
東方雅美(とうほう まさみ),渡辺典子(わたなべ のりこ):訳
英治出版(えいじしゅっぱん) 2007年 191ページより

広告