アイリーン・キャディ女史の自伝を読んで ―パートナーシップについて―

以前、コンサルティングでお世話になった先生からいただいた課題のひとつに、スコットランドのスピリチュアル共同体、フィンドホーンの創設者のおひとりである、アイリーン・キャディ女史の自伝を読む、というものがありました。
この課題をいただいたのは冬だったのですが、遅まきながら、やっと、この度、彼女の自伝を読み終えることが出来ました。

わたくしが今回、彼女の自伝を読むにあたって、最も関心を持っていたのが、アイリーンさんとピーターさんのご関係です。
ご存じの方も多いことでしょう、アイリーンさんは既婚者で5人のお子さままでいらしたのに、夫の友人だったピーターさんと出逢われ、まるで運命にさらわれたかのように、一緒に生きることになってしまわれたのでした。

そこからの道は、決して平坦なものではなく、紆余曲折を経て、スコットランドの海辺に、フィンドホーンが出来上がっていくのですが、そのストーリーは、まるで映画のようです。
そうして、やっと安泰か…と思われた頃になって、お二人は、お互いの霊的成長のために、独立の道を選ばざるを得なくなり、遂には離婚してしまわれるのですね。
離婚に至るまでの間、ピーターさんは複数の女性と恋愛関係にあり、最後は、若い女性と再々婚されて、アメリカに渡られ、年老いてから、新たに、男の子の父親になられたのです。

アイリーンさんがピーターさんと一緒に生きることになってから、相当な試練が立て続けに起きたわけですが、わたくしには、お二人が長い年月をかけて大変な艱難辛苦を乗り越え、フィンドホーンが発展して後、その関係が変わっていったことのほうが、アイリーンさんにとって相当きつかったのではないか?と感じました。

結局、お二人は前述のような過程をたどられたわけですが、霊的な次元において、その関係はなんら変わることなかったのです。
それどころか、巻末に書いてあったアイリーンさんのヴィジョンによれば、お二人は王と王妃として存在しておられたとのこと(!)

(わたくしの記憶に間違いがなければ)もともとお二人は、かつて「ツインソウルよりもさらに上のレベルの」ひとつの光だったそうです。
そして、その関係は、この世のロマンスのレベルを越えた、まさに、神によって結ばれた者同士だったのでした。

こんなことを書くと、「永遠にひとつだなんて、なんてロマンチック!」だなんて、目をハートマークにしておっしゃる方も多いのでしょうが、こうした霊的にどこまでも深い関係で、なおかつ、それ相応の使命を担っているような場合、その関係は大変強力ながらも、一方で、大変厳しい面もセットでついてくるのですよね。
まるで魂を叩き割られるかのような苦難に耐えてでも、神様の御為、お互いの霊的成長のために、どこまでも鍛練し続けてゆかなければならない。
アイリーンさんはピーターさんを手放すことによって、ただひたすら無条件の愛を学ばれたわけですが、わたくしなら、若い女性に走った夫を恨み続け、許すことなど到底出来ないと思います。

今回、アイリーンさんの自伝を読んで、わたくしは、自分の恋愛や結婚への思い入れが少しだけ軽くなったような気がしております(笑)
勿論、今は、わたくしもこの世で生きているわけですし、好きな方と一緒に生きたい、という願いを人並みに持ってはいるのですが、でも、アイリーンさんの自伝を読んで、この世レベルで展開することが全てではない…というか、霊的な結びつき=絆、というのは、とても深く、大きく、また、決して揺るがないものだ…ということを改めて思い知ったのでした。

わたくしは、自らと霊的な繋がりがある方のことは、ある程度分かります。
そうした方が同性なら、親しいお友達になりましょうし、異性の方なら、大抵、恋に落ちることになるでしょう。
でも、そうしたときに、深い親愛の情を抱くお相手というのは、過去世で可愛い弟だったとか、限りなくご尊敬申し上げていた素晴らしい師だったりとかで、皆が皆、恋愛や結婚のお相手だったわけではないのですよね。
ただ、幾つもの過去世を経て、また、今回の人生でめぐり逢えた方というのは、もう、それだけで限りなく懐かしく、また、いとおしく思うものですから、そうした思いが、恋愛感情に発展するのではないかと、わたくしは思います(^-^)

でも、アイリーンさんとピーターさんのような、とても高い次元で結びつき、また、とても深いレベルでの繋がりがある魂同士の場合、深い親愛の情なんか吹っ飛ばすほどの、ものすごい試練が伴ってくるのですよね。
霊的な関係を表現する言葉として、ソウルメイトやツインソウル、ツインレイなど、いろいろありますが、わたくしは、正直言って、そんな名称はどうでもいい、と思います。
ただ、はっきり言えるのは、アイリーンさんとピーターさんのように、とても大きな使命を背負った魂同士は、人間レベルの恋愛や結婚といったものを遥かに越えた次元で密接に結び付いている、ということです。
そして、そうした関係は、とても深い繋がりがある一方で、お互いに、とてもきついんですよね。
こんなことまで負わせますか?というようなことを平気で持ってくる。
その試練のきつさ、重さ、困難さには相当のものがあると思います。

けれど、そうした不可分の存在が居てくださるから、人間としての今生において、ものすごく成長出来るのであり、また、共に、神様の御為、働くことが出来るのです。
もしかすると、そうした関係の真価は、この世を去って初めてわかるのかもしれません。

とにかく、今回の人生で共に生きることになっている魂に出逢えるというのは、大きな御恵みですよね。
この世で生きていらっしゃる多くの方に、素晴らしい出逢いがありますよう、心から祈ります。

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☆2014年6月30日 追記:

ツインソウルなど、いわゆる「ツイン」のことで悩んでおられる方には、こちらの aiさまのブログ が
おすすめです。
よかったら、ご覧になられてくださいませね。

aiさま の ブログ 「ツインソウル☆ツインレイ☆ツインスター」

(こちらで aiさまのブログ をご紹介させていただくことは、ご本人さまからお許しをいただいております)

あと、ほか、平原綾香さんのこちらのお歌「今、風の中で」も、よろしいんじゃないかしら?
ご紹介させていただきますね(^-^)

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☆2015年4月8日追記:

よかったら、こちら↓もあわせてご覧くださいませね。
限りなくいとおしく、限りなく切ない 〜魂レヴェルでの深い繋がりを持つお相手の方に出逢ってしまわれた貴女へ〜

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